先日、日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替え発表がありました。
日経平均株価の構成銘柄は原則として年2回の定期入れ替えが行われ、2024年4月1日の算出から今回の変更が適用されます。
本日は、新たに日経平均株価に採用され、注目が集まる銘柄について紹介します。
日経平均株価とは
そもそも日経平均株価とは何でしょうか?
日経平均株価とは、東証プライム市場に上場している銘柄の中から、流動性が高い銘柄を中心に業種ごとのバランスも考慮した255銘柄が選定され、算出される株価指数です。
2024年4月に追加される採用銘柄
新たに追加になった銘柄は、半導体銘柄を中心に合計3銘柄が選定されています。
- ディスコ(銘柄コード:6146)
- ソシオネクスト(銘柄コード:6526)
- ZOZO(銘柄コード:3092)
市場流動性の観点でディスコとソシオネクストが選定され、セクター間の銘柄過不足調整でZOZOが選定されたと発表されてます。
採用銘柄の企業概要と株価状況
ディスコ(銘柄コード:6146)
株式会社ディスコは、半導体製造装置の1種であるダイシング装置で世界シェア70%、グラインダで世界シェア50%を誇る半導体製造装置メーカーです。
直近の株価は54,790円で上昇傾向が続いています。
ソシオネクスト(銘柄コード:6526)
株式会社ソシオネクストは、半導体のSoC(System-On-Chip)の設計開発および販売を行っているファブレスメーカーです。
直近の株価は4,034円で2月中旬まで上昇傾向でしたが、その後に調整局面に入っている印象です。
ZOZO(銘柄コード:3092)
日本最大級のファンション通販サイトZOZOTOWNを運営する企業です。
直近の株価は3,984円で上昇傾向が続いています。特に日経平均株価の構成銘柄が発表された翌日は、窓を開けて株価が上昇し、加速しています。
2024年4月に除外される銘柄
また、除外銘柄も新たに発表されてました。これら3つの銘柄は、市場流動性の観点から除外対象になったようです。
- 宝ホールディングス
- 住友大阪セメント
- 太平洋金属
まとめ
日経平均に採用されると、投資家の関心が高まったり、日経平均をベンチマークとするETFなどの需要が高まりポジティブな影響が出る傾向があり、今後の株価に注目が集まりそうです。
個人的には、ZOZOの株を保有しているためこれからも応援していきたいと思います!